コンビニATM無料化 三井住友も追随へ

三井住友銀行は、同行のキャッシュカード保有者がコンビニエンスストア内のATM(現金自動預払機)を平日昼間に無料で使えるサービスの検討に入る。同行の北山禎介会長は「すぐに実行するということは決定していないが、価値のあるサービスを提供していく観点から、具体的施策を総合的に検討する」と話しており、コンビニATMの無料化に前向きな姿勢を示している。

 三井住友銀は、すでに提携しているコンビニ「am/pm」内に置いたATM約1100台で、平日昼間の手数料無料化に踏み切っており、他のコンビニにも拡大する方向で検討する。

 メガバンクでは、三菱東京UFJ銀行が来年3月をめどに、セブンイレブンなど約2万2000台のコンビニATMを対象に、平日昼間105円だった手数料を無料化する計画だ。また、みずほ銀行も条件付きながら、会員を対象にコンビニATMの無料化サービスを行っている。

 公的資金を完済したメガバンクは相次ぎ増配を決めるなど、ステークホルダー(利害関係者)への利益還元を打ち出している。預金金利が低く抑えられる中、これまでATM手数料については、「高すぎる」として顧客の批判が強かっただけに、無料化への動きが一気に進む可能性がある。

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