富東宮、製紙工場のスラッジを耐熱材料にリサイクルする方法を確立

富東宮(北九州市小倉南区、園田富子社長)は、製紙工場で発生するスラッジを耐熱材料としてリサイクルする方法を確立した。同社製の生ゴミ処理機でスラッジと副原料を混合撹拌することで800度Cまでの熱に耐える材料を製造する。今後は建材メーカーと連携して、建造物向け耐熱材料などの開発を目指す。

 確立した方法でリサイクル処理したスラッジの耐熱試験と成分分析は福岡県工業技術センター(福岡県筑紫野市)で行った。800度Cの電気炉の中にサンプルを入れて1時間加熱。その結果、外観に変化が見られたものの粉末状態を維持しており、加熱後の残量比率は44・1%だった。

 加熱後のサンプルの成分分析では、酸化カルシウムと酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムの四つで全体の93%を占めていた。これらは耐火物の主成分であることから「耐熱試験での好結果の裏付け」(同社)としている。

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