鹿島北共同発電(茨城県神栖市、高木悦仁郎社長)は2日、自家発電の燃料を現行のオリマルジョンから石油コークスに切り替えると発表した。07年にボイラの改造や受け入れ設備などの建設に着手し、08年中に運転を開始する。投資額は約160億円。同社は鹿島コンビナート内で電気や蒸気を供給するために設立され、三菱化学などが出資する。
鹿島北共同発電は91年からオリマルジョンを三菱商事から購入し、主燃料として使ってきた。オリマルジョンはベネズエラで産出する天然アスファルトに水と界面活性剤を加えたもので、安価な上に燃焼後の灰が少ないメリットがあった。
ただベネズエラが7月を最後に供給を停止し、在庫も年内でなくなるという。
もともとオリマルジョンの購入契約は09年末までで、2010年には石油コークスへの転換を検討していた。そのため当初予定を大幅に前倒しすることにした。