オリックスの全額出資子会社であるオリックス環境(東京都港区)は、全国に拠点がある事業者を対象に、拠点ごとの廃棄物処理の現状調査と改善策を提案する廃棄物処理コンサルティング事業を開始した。
オリックス環境は、オリックスグループのリース終了物件を全国から回収・リサイクルするシステムを構築しており、このシステムを活用して自動販売機、厨房機器、OA機器などの広域リサイクルを主力事業にしている。これを一歩進めて、顧客企業が廃棄物処理を改善できるように、調査や計画立案、具体策などを指導する。
オリックス環境は9月にオリックスグループ企業として4社目となる国際環境管理・監査規格「ISO14001」を取得しており、環境負荷低減につながるサービス事業も強化する。
廃棄物処理は、地域ごとに条例などによるローカルルールもあり、「事業者は本社が統括せずに現場まかせにしているところも多い。コンサルティングすることで全社ベースでの一元管理や回収システムが構築できる」(総務部)という。
オリックス環境は、全国の廃棄物処理業者約500社と取引がある。コンサルティングした企業に対して、こうした廃棄物処理ネットワークを活用し、リサイクルを提案していく。顧客企業側も、最適なリサイクルシステムを構築するのにかかるコストを削減できる利点がある。