大阪・造幣局で「貨幣大試験」 7種類が“一発合格”

製造された貨幣(硬貨)が規定通りの重さかどうかを検査する「製造貨幣大試験」が6日、大阪市北区の独立行政法人造幣局で、執行官を務める尾身幸次財務相立ち会いのもと行われ、国際連合加盟50周年記念千円貨幣など、検査した7種類の硬貨すべてが今年も合格した。

 大試験の対象は、4月から10月下旬までに製造された硬貨約7億5300万枚。

 製造枚数に応じて一定の割合で選び出した一円から五百円までの6種類の硬貨、合わせて1万2800枚は、200~1000枚単位でてんびんに掛けて計量され、5万3000枚製造された記念硬貨は10枚を1枚ずつ検査。いずれも規定で定められた誤差を大幅に下回った。

 尾身財務相は「公差(誤差の範囲内)の10分の1やゼロになるなど、見事な成績」と、大試験の結果を高く評価した。

 貨幣大試験は、造幣局の創業翌年の1872年に始まり、今年が135回目。

 また、造幣局では、南極地域観測50周年記念五百円貨幣(ニッケル黄銅)の打ち初め式も実施。記念貨幣は樺太犬の「タロ」「ジロ」や南極大陸を図案化したもので、660万枚を発行する。来年1月23日から全国の金融機関で引き換えを開始する。