東京海上日動火災保険など大手損害保険6社の10月の営業成績(速報)が7日出そろった。保険金の不払い問題などで業務停止命令を受け減収になっていた損害保険ジャパンと三井住友海上火災保険が増収に転じた。
6月中に2週間の業務停止命令を受けた損保ジャパンは、一般事業会社の売上高に相当する収入保険料が前年同月比2・8%増と5カ月ぶりの増収となった。同じく7月中に2週間の業務停止命令を受けた三井住友海上も収入保険料が同1・1%増と3カ月ぶりに増収を達成した。
三井住友海上は自動車保険や火災保険などで回復をみせたものの、依然として販売停止処分を受けている第三分野商品などの傷害保険が同11・8%減と苦戦を強いられ、全体の増収幅は小幅となった。
2社以外でも、東京海上日動が収入保険料で同6・1%と高い伸びをみせるなど6社全社で増収を達成した。主力商品の自動車保険の単価下落対策が功を奏して増収を維持したほか、景気回復による企業の設備投資増加を背景に火災保険が伸長した。