住友電工ハードメタル、長寿命のフライス加工用刃先交換チップ発売
住友電工ハードメタル(兵庫県伊丹市、倉阪克秀社長)は、切削性能と耐摩耗性を高めたフライス加工用刃先交換チップを発売した。加工効率を同社従来製品に比べ1・5倍、製品寿命を同2倍にそれぞれ高めた。
全256品目あり、価格は640―6050円。09年度に10億円の販売を見込む。
同チップには超硬合金の母材の上に、用途別に化学気相成長(CVD)と物理気相成長(PVD)の2種類のコーティング技術を採用した。
CVD法による「スーパーFFコート」は炭窒化チタン膜と酸化アルミニウム膜の二つを積層し形成。膜間の密着度を高め膜自体の強度を上げることで、切削加工時に工具表面の被膜がはがれにくくし、耐摩耗性を高めた。一般鋼や鋳鉄など高硬度材の高速加工に向く。