中古マンションの流動化事業を手掛けるインテリックス(東京都渋谷区、山本卓也社長)は11月8日、東京・赤坂で施工・販売中の2戸の中古マンション(昭和52年完成)をプレス公開すると同時に、山本卓也社長が講師となり「セカンダリー再生マンションの市場動向とリノヴェーション手法」をテーマにセミナーを開いた。
首都圏市場における中古マンションのリノヴェーションを主力事業とする同社は、前年度売上高317億円、経常利益10億8,000万円をあげて事業拡大を続けている。中古マンションの買い取り再販分野における大手企業だ。一度スケルトン状態に戻してから水廻り、空調、設備、内装などを全面改装する中古マンションを「リノべックスマンション」のブランドで販売。全ての仕入れと販売を仲介会社に頼ることで情報量の拡大を図り、前年度は1,123件の中古マンションの流動化を手掛けた。
山本卓也社長は「売却物件に費用をかけたくない、改装コストがわからないといった売主・買主の事情に加えて、仲介業者も瑕疵担保などにかかわるクレームやトラブルをなるべく回避したいという思惑もあって、築年数の経過した中古マンションになるほど現状のままでは流通性が極めて低いのが実情だ」と語り、流通促進の新たな手法として「リノヴェイトマンション」という新カテゴリーを創出したいという。