WSJ-モトローラ、ネットピア買収で合意

米通信機器・半導体大手のモトローラ(NYSE:MOT)は14日、高速インターネット関連機器のネットピア(Nasdaq:NTPA)を2億0800万ドル(1株当たり7ドル)で買収することで合意したと発表した。

ネットピアの同日終値は、前日比1.24ドル(22.18%)高の6.83ドル。モトローラは同0.51ドル(2.41%)高の21.68ドル。その後の時間外取引でも一段高となり、21.75ドルで取引されている。

通信各社は、インターネットを通じたテレビ番組配信事業を拡大している。ネットピアはこうした事業向けの機器に注力している。モトローラは今回の買収で、通信会社との取引拡大を図る。モトローラのセットトップボックス・ブロードバンド関連機器部門はこれまで、ケーブルテレビ(CATV)会社を対象としていた。

この買収は、規制当局や株主の承認を経て、来年前半に完了する見通し。

モトローラは先週10日、非公開企業の米グッド・テクノロジー買収で合意した。同社はカナダの携帯情報端末(PDA)大手リサーチ・イン・モーション(RIM)(Nasdaq:RIMM)の人気電子メール端末「ブラックベリー」と競合する無線電子メール技術を提供している。買収金額は公表しなかった。電子メールの機能を備えた携帯電話の需要が消費者の間で高まっていることから、この買収でモトローラのスマートフォン(多機能携帯電話)「Q」への期待が高まる可能性がある。

これとは別に、ネットピアは同日、7-9月期(2006年9月期の第4四半期)と通期の決算を発表した。第4四半期の純損益は150万ドル(前年同期は130万ドル)の赤字、1株当たりでは6セント(同5セント)の赤字と、赤字幅が拡大した。売上高は32%増の3100万ドル。通期では、純損益が360万ドル(前年は710万ドル)の赤字、1株当たりでは14セント(同28セント)の赤字と、赤字幅が縮小した。売上高は、前年の1億0580万ドルから1億1330万ドルに増加した。

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