持田製薬は主力薬剤「エパデール」(商品名)のリスクヘッジを強化する。増産や備蓄増を通じて製品供給を万全にするほか大規模試験での優位性を訴求するなどして後発品の伸長に対抗する。エパデールの売上高はコアに据える医薬品事業売り上げの55%と過半を超える。同剤への経営依存度が今後もさらに高まる見通しを受けての措置。原料調達を含めた多面的な自助努力により潜在リスクを軽減する。
エパデールは持田薬が自社創製した高脂血症治療剤。サバやイワシなどに含まれるイコサペント酸エチル(EPA)を有効成分とし、06年9月中間の売上高は前年同期比7・4%増の175億円。07年3月期も前年度比8・8%増の359億円への続伸を見込む。
半面、医薬品事業におけるエパデールへの依存率は今中間で55%、全売上高に占める割合も48%へと上昇。経営や財務に与える影響も増大していることからリスク軽減策を積み増しする。