ツムラ、漢方エキス粉末の生産能力を倍増

ツムラは茨城工場(茨城県阿見町)で漢方エキス粉末の生産能力を倍増させた。昨年5月から約38億円を投じて工事を進めてきた製造設備「第1SD棟」(年産能力730トン)が完成。07年1月に本格稼働させる。

 これにより茨城工場のエキス粉末年産能力は1430トンに、また同社の静岡工場(静岡県藤枝市)、中国の上海津村製薬(上海)を合わせたグループ全体の年産能力は昨年度比1・3倍のおよそ3000トンに増える。

 ツムラは医療用漢方製剤で国内シェアの約8割を押さえる最大手。数量ベースで年率7%で伸びている医療用漢方製剤の安定供給などに役立てる。

 茨城工場で行われた完工式で芳井順一社長は「医療用漢方製剤は10年後には数量ベースで約2倍になると予想される。現在の3工場体制では能力不足になる」と述べ、向こう5年以内に新工場の新設計画を具体化する考えを明らかにした。

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