トーヨーエイテック(広島市南区、山本健一社長)は22日、日本ステントテクノロジー(岡山市)から冠動脈拡張用ステントの製造受託し、生産を始めたと発表した。トーヨーエイテックが医療機器を生産するのは初めて。07年から中国の医療機器メーカーを通じて中国市場への投入を目指す。
ステントは心筋梗塞(こうそく)など冠動脈の血栓が原因の疾患治療で血管を広げるカテーテルに使う医療機器部品。直径1・5ミリメートル、肉厚0・1ミリメートルのコバルトクロム合金のパイプを微細レーザーで加工する。カテーテルの先につけて通す際、血管を傷つけないように柔軟に曲がる上、拡大した後の剛性を保つ設計が必要となる。日本ステントテクノロジーが岡山県の助成を受けて開発し、加工技術を持つトーヨーエイテックに生産を委託した。