アステラス製薬が長期経営方針を策定、重点6分野で競争力

国内製薬大手のアステラス製薬は6日、2015年度の同社のあるべき姿を示した長期経営方針「VISION2015」を策定したと発表した。

 現在、事業の中心となっている泌尿器、炎症・免疫、感染症の3領域と、今後育成に注力する中枢・疼痛(とうつう)、糖尿病、がんの3領域の合わせて6つの領域を重点分野に定めた。15年度にはこれら領域で世界トップ級の高い競争力を持つ「グローバル・カテゴリー・リーダー」になることを目標に掲げた。

 目標達成に向けて、人材育成に経営資源を積極的に投入するほか、速く、優れた経営判断を下すための最適マネジメントコントロールの仕組みを確立する。

 同社は5カ年(06~10年度)の新中期経営計画を10月に発表。10年度の連結業績目標として売上高が05年度比20・5%増の1兆600億円、営業利益が45・1%増の2800億円などを掲げた。野木森雅郁社長は目標として「医療用医薬品で国内シェアNO1を目指す」という。

 今後、長期経営指針を意識しながら、中期計画の目標達成を目指す経営が進められることになる。

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