富国生命 「フコク生命の森」プロジェクト 環境保全へ竹の伐採活動

富国生命保険は、CSR(企業の社会的責任)の一環として環境保全活動「フコク生命(いのち)の森」プロジェクトを実施している。環境負荷の軽減や森林資源の維持を目的に、同社が保有している静岡県伊東市の緑地で、社員らが竹の伐採活動に当たる。

 富国生命によると、伊東市の緑地が蓄積しているCO2(二酸化炭素)の固定量は、東京都千代田区の同社本社ビルが使用するCO2の約10年分に相当するが、緑地の一部では竹が生い茂っているために養分・日照不足で樹木が枯れるなどの被害が出ている。富国生命では今年4月から、有志の社員が竹の伐採に取り組み、樹木を育成することによりCO2の吸着量を増やすことを目指している。

 今年最後の開催となった12月2日には27人の社員が参加し、ノコギリを片手に熱心に竹の伐採に取り組んだ。初めて参加した谷有弘・審査部長は「竹を切り進めていくことにより森に日差しが差してくるのを実際にみると、効果を実感できた。普段はデスクワークなので久々に体を動かせたのもよかった」と汗をふきながら話した。

 伐採活動に参加した同社の総代候補者選考委員会事務局長の國則守生・法政大学人間環境学部教授は「参加者の達成感と環境保全に貢献するという企業の役割を両立させる良い活動だと思う。このような活動が広がっていくといいと思う」と評価した。事務局の小谷基・総合企画室長は「今後も地道に活動を進めていきたい」と話す。来年春に次回の開催を予定している。

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