ネットで繰り上げ返済 店舗の少なさ利便で補う 住友信託、住宅ローンに導入
住友信託銀行は今月25日から、インターネットを利用した住宅ローンの一部繰上返済サービスを開始し、顧客の利便性を高める。手数料が無料になるほか、遠隔地からでも簡単に手続きできる利点がある。ネットを活用した住宅ローン相談も先月から開始しており、メガバンクと比べて少ない店舗数をネットサービスで補う狙いもある。
住宅ローンを利用している顧客は、ボーナスなどで余剰資金ができたときに一部を繰り上げ返済することで、期間を短縮し返済負担を軽減する場合が多い。ただ、ローンの返済見直しには店舗に出向いて手続きしなければならないため、手間や時間がかかるという難点があった。
新たに始めるネット繰上返済サービスは、土日や祝日を含む9時~21時まで利用でき、返済金額は1万円~300万円。ネット上で金融商品の購入や照会ができる「住友信託ダイレクト」の会員になった上で、パソコン画面から必要事項を記入しサービスを受ける仕組み。店舗に行く手間が省け手数料も無料になる。
住友信託銀は、出張所を含む店舗数が60とメガバンクと比較して少ないことなどから、ネットサービスを強化している。
今年9月にはネットや電話サービスを受け付けるセンターを拡充。ネットでの住宅ローン繰上返済サービスのほか、先月から邦銀として初めて、ネットを使ったテレビ電話で住宅ローン相談を開始した。自宅に居ながら店頭と同じ感覚で担当者と顔を見合わせながら、返済計画などの相談が受けられる。
このほか、ネットで住宅ローンの仮審査サービスも行っている。