WSJ-米ステート・ストリート、国際業務強化を視野に入れた人事
米銀行大手のステート・ストリート(NYSE:STT)は、国際展開を視野に入れ、欧州業界で長い経験を持つ3氏を取締役に選任し、上級執行役員3人を副会長に任命した。
新たに取締役に選任された3氏は、いずれも欧州国籍を持つ。ピーター・コイム氏(64)、アメリア・フォセット氏(50)、モーリーン・ミスコビッチ氏(49)だ。副会長に任命されたのは、ジョセフ・フーレー氏(49)、ウィリアム・ハント氏(44)、ジョセフ・アントネリ氏(52)の3氏だ。
ロナルド・ローグ会長兼最高経営責任者(CEO)は、「今回の人事は、ステート・ストリートの国際的な専門性を一段と強化するもので、顧客の利便性を高めサービス向上を図るものだ。それと共に重要な成長分野に一段と注力していく」とするコメントを発表した。
ローグCEOは、現在米国外の業務の比率を現在の41%から50%に引き上げたいと語った。
取締役となったコイム氏は、リーマン・ブラザーズ・バンクハウスで責任者を務めていた。フォセット氏は、モルガン・スタンレー・インターナショナルで副会長兼最高執行責任者(COO)を経験しており、また、ミスコビッチ氏はユーラシア・グループの会長だった。
副会長に昇進した3氏のこれまでの業務はフーレー氏が、投資サービス・投資サービス・トレーディングの責任者、ハント氏がステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの社長兼CEO、アントネリ氏が最高情報責任者だった。