金融検査マニュアル改定 金融庁 来年4月から運用へ

金融庁は26日、銀行、信用金庫、信用組合など金融機関への検査の際の「金融検査マニュアル」を改定すると正式発表した。来年1月26日まで意見を求め、同年4月から運用を開始する方針。

 今回の改定は、2007年3月期決算から銀行の健全性評価である新国際ルール「バーゼルII(新BIS規制)」が導入されることに伴う措置。バーゼルIIは国際業務を行う金融機関の自己資本比率を8%以上、国内業務金融機関で同4%以上と規定しているほか、新たに自己資本比率を算出するリスク総額にシステムトラブルなどの「オペレーショナルリスク」が追加された。このため、新マニュアルでは同リスクを含め、総合的なリスク管理体制のチェックに重点を置く。

 また「顧客保護などの管理態勢」の事項を一括記載するなど、利用者保護の姿勢を明確にする。