大阪証券金融とJCBは24日、証券担保カードローンを共同開発し、松井証券とリテア・クレア証券に口座を開設している顧客向けに29日から募集を始める、と発表した。両証券会社に株券などを預けている顧客が、それを担保に最大900万円を年5・75%の低利で融資を受けられる。専用カードを使えば、JCBが提携する金融機関やコンビニエンスストアに設置する約9万台のATM(現金自動預払機)で引き出せる。使途は自由としている。
大証金はすでに、SBIイー・トレード証券や日興コーディアル証券と提携し、証券担保ローンを手がけているが、融資を受けるには店頭に来店するか金融機関口座への振込融資に限られており、銀行系カードローンに比べて利便性で劣っていた。
今回のカードローンは顧客の株券や預かり金に担保権を設定し、その総額の最大60%まで融資可能。融資を受けても、株売買や配当受け取りなどは継続できる。大証金は今後、提携する証券会社を拡大し、カードローンだけで初年度100億円の融資を目指す。