第一生命が再参入 来店型店舗、3月に東京で開設へ

生命保険大手の第一生命保険は、個人向けの来店型保険販売店の展開に再参入する。第一弾として、3月に東京都北区に開設し、自社の保険商品の新規契約募集や既契約者向けの相談・保全業務などを行う予定だ。この反響をみた上で、首都圏を中心に大都市圏で店舗展開を検討する。生保業界では来店型店舗を運営する専門の新会社を設立する動きも出ており、生保営業の多様化が進みそうだ。

 1号店は、東京メトロ・王子駅(東京都北区)構内に開設する。主に通勤客の取り込みを狙っており、営業時間は仕事帰りのサラリーマンなどが立ち寄りやすいよう午後8時までとするほか、土日も営業する予定。

 同社は1986年に業界初の来店型店舗を東京・町田に開設し、その後、首都圏などで計9店舗を展開していた。しかし、バブル崩壊による保険ニーズの低迷や、「消費者の動きを先取りしすぎた」(同社幹部)ことから来店客数が思うように伸びず、98年3月に全店を閉鎖した。

 ただ、最近は医療保険などいわゆる第三分野商品を中心に需要が増加。また、ライフスタイルの多様化による在宅率低下や個人情報保護法の施行などで職場での勧誘活動がしづらくなったことなどから、9年ぶりに再開する。

 生保各社は、営業手法多様化の一環として、来店型店舗を増やしている。すでに住友生命保険と三井生命保険、三井住友銀行の3社が共同出資で来店型店舗を運営する新会社「保険デザイナーズ」を立ち上げ、昨年10月から営業を開始しているほか、アリコジャパンも同年7月から直営の「アリコいいなショップ」を展開。第一生命の参入により、他社も追随する可能性が高くなった。

三菱UFJ信託銀行が自動体外式除細動器を全店に設置

株式投資ニュース

木造住宅密集市街地の防災機能強化のため密集市街地防災街区整備促進法改正案を固める

Track Back URL: