コーハン、廃ゴムを弾力性ある成形品にする新技術完成

コーハン(名古屋市中区、小林道典社長)は、粉砕した廃ゴムを2―3分で弾力性のある成形品にする技術を完成した。脱硫してゴム原料にリサイクルする大がかりな従来技術と異なり低コストな上、廃ゴムを最大90%まで配合できる。今後、自社製品の販売に加えOEM(相手先ブランド)供給で事業の拡大を狙う。

 独自の溶融・プレス加工技術を用いた。自社開発した溶融機「Kミキシング機」を使用し、パウダー・チップ状の廃ゴムとつなぎ材などを混合した材料を同機に投入する。回転するスクリューでさらに切り刻み、その摩擦熱で材料を溶融し、型に入れてプレスする。

 直径35ミリメートル以下のチップ、パウダー状にした廃ゴムであれば冷却時間を含め2―3分で加工できる。あらゆる材質の廃ゴムに対応し、廃プラスチック材料も混合可能なため、さまざまな質感・強度の再生品をつくれる。

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