水口弘一・中小公庫総裁が退任会見 「内部の意識改革に努力」

12日付で退任する中小企業金融公庫の水口弘一総裁(75)が11日記者会見し「地方金融機関と競合するのではなく、協調融資を増やしてきた」などと語り、地域経済の活性化など「政府系金融機関として成果を上げることができた」と振り返った。

 野村証券出身の水口氏は2003年1月に民間人として初めて総裁に就任。在任期間中はコーポレートガバナンス(企業統治)など「内部の意識改革に努めてきた」ことを強調。その上で後任総裁に就任する安居祥策・帝人相談役について「さらに取り組みを発展させることが期待できる」とエールを送った。

 水口氏は在任中、中小企業向け債券の証券化やコンサルティング機能の拡充などに取り組み、本業の融資部門の強化につなげた。

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