アステラス薬、第一アスビオとの急性心不全薬の開発・販売契約を解消

アステラス製薬は11日、第一三共傘下の第一アスビオファーマ(東京都港区、横山誠一社長)と結んでいた米国での急性心不全治療薬「カルペリチド」(一般名)の開発・販売契約を解消したと発表した。同国での競合薬の販売状況や市場性をあらためて精査した結果、開発を継続しない方が経営資源の投資効率の上から得策と判断した。

 カルペリチドを創製した第一アスビオは米国での新薬開発を継続する方針で、早期に次善策を検討する方針。

 同薬の米国開発はアステラス薬の前身である旧藤沢薬品工業の米子会社のフジサワヘルスと、第一アスビオの前身である第一サントリーファーマが03年5月にライセンス契約を結び、臨床試験を行ってきた。現在、第2相臨床の段階にある。

 日本では95年から第一製薬が「ハンプ」の商品名で販売している。

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