三菱ウェル、田辺薬が合併へ 売上高4000億円、6位浮上

三菱ケミカルホールディングスの100%子会社で国内製薬業界9位の三菱ウェルファーマ(大阪市中央区)と、11位の田辺製薬(同)が合併に向けて協議していることが18日、分かった。年内にも合併する方向で調整に入っており、新会社の売上高は4000億円を超え、業界6位となる。

 国内の医薬品市場は、外資との競争激化に加え、政府の医療費抑制政策などで環境が厳しくなっており、合併により規模の拡大と合理化を図り、世界市場での勝ち残りを目指す。製薬業界では、2005年の三共と第一製薬の経営統合以来、2年ぶりの大型再編となる。

 合併会社は三菱ケミカルの子会社となる予定。合併比率や社名は今後詰める。

 両社は主に循環器系の医薬品を得意とするが、最近は目立った新薬の開発はなく、海外展開でも後れを取っている。合併が実現すれば、両社の研究開発費は約770億円となり、国内の製薬大手と遜色(そんしょく)がなくなる。糖尿病をはじめ、今後の市場の伸びが見込めるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)治療薬を中心に開発面の相乗効果も期待できると判断した。

 また、国内の医薬情報担当者(MR)は計約2500人と国内製薬会社では有数の人員を抱えることになる。国内市場を固めたうえで、未開拓の海外市場に本格参入する狙いもある。

 両社は同日、「合併の可能性について協議・検討を進めているが、具体的なことは決定していない」とする内容のコメントをそれぞれ発表した。

 一方、同日の東京株式市場では、上場している田辺製薬の株式に買い注文が殺到し、株価は一時151円高の1779円まで上昇した。

東急不動産がブランズガーデン江戸川台の最終期販売登録の受付を開始

株式投資ニュース

明治安田生命保険が据置金の利率を引き上げ

Track Back URL: