大洋薬品、高山工場に固形抗がん剤の新工場棟

大洋薬品工業(名古屋市中区、新谷重樹社長)は、高山工場(岐阜県高山市)敷地内に固形抗がん剤の工場棟を新設する。08年2月に完成、同年7月に稼働する予定。投資額は約12億円。年産能力は4000万錠。直販に加え、今後は医薬卸との関係を強化し、拡販する。

 新工場は高山工場の駐車場跡に建設する。製造するのは固形抗がん剤の後発品で現在開発中。抗がん剤は毒性が高いため専用工場を設ける。売り上げ見込みは未公表。

 抗がん剤は薬価が高く、後発薬への需要が高いため、大手後発医薬品メーカーは開発に力を入れている。同社は現在約10億円を投じ、抗がん剤の注射剤工場棟を同工場内に建設中。07年夏に先発薬の受託製造を始め、09年6月には後発薬の製造も始める計画だ。

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