みずほ系資産運用2社合併へ 経営強化で販路拡大 来夏めど

みずほフィナンシャルグループ(FG)の資産運用子会社である第一勧業アセットマネジメントと富士投信投資顧問が合併を検討していることが22日、明らかになった。今夏にも合併する見通し。経営基盤を強化し、販路拡大や運用商品の開発力を高めるのが狙い。

 2社の公募投資信託の運用資産残高は、2006年9月末時点の単純合算で計約1兆7000億円。同じみずほFG傘下の興銀第一ライフ・アセットマネジメント(DIAM)に次ぐ、国内7位の規模になる見込み。

 合併する2社の株式は、みずほFGが大半を保有している。これに対し、DIAMは旧日本興業銀行と第一生命保険が1985年に折半出資で設立した背景があり、今回は合流を見送る見通しだ。合併して誕生する新会社は、DIAMとの連携をさらに強化して、運用や商品開発力を高めるとみられる。

 みずほFGが傘下の資産運用会社の再編に踏み込むのは、昨年の公的資金完済で経営の自由度が大幅に増し、懸案事項として残っていたグループの再編環境が整いつつあるためだ。

 実際、今年に入り、みずほFG系の準大手証券のみずほ証券と、新光証券との合併を決めるなどグループ戦略を見直し、「攻め」の経営に転じている。

 ただ、資産運用会社の合併については「投資先などで個々に哲学があり、統合後の運営が難しい」(市場関係者)との指摘もある。

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