消費期限切れの原料使用問題で揺れる不二家は22日の臨時取締役会で、同日付で藤井林太郎社長が辞任し、後任に桜井康文取締役が就任することを決めた。1910年の創業以来、創業家の藤井家以外からのトップ就任は初めて。藤井氏は2、3カ月後に辞任すると表明していたが、経営責任の明確化を急ぐことにした。藤井氏は、すべての役職から退く。
また、作家の吉永みち子さんら8人の有識者による「『外部から不二家を変える』改革委員会」の発足も決定した。就任会見で桜井新社長は、「失われた信頼の回復は長く厳しい道だ。企業風土の改革に全力で邁進(まいしん)する」と語った。