ネット専業のイーバンク銀行が25日発表した2006年4~12月期連結決算は、4~6月期の金銭信託の運用不振が響き、経常損益が7500万円の赤字(前年同期は2億7200万円の黒字)だった。一方、口座数の順調な伸びに支えられ、売上高に相当する経常収益は前年同期比37・7%増の99億3300万円と増収だった。
06年12月末の口座数は前年同月比37・7%増の184万8000だった。これに伴い、決済件数も昨年12月末で同2・2倍にあたる1242万9000件となり、手数料収入を押し上げた。
決済関連の収益増や運用益の回復などから、07年3月期は、経常収益が前年比34・9%増の143億4100万円、経常利益は3・1%増の9億2800万円の見込み。最終利益も13・0%減の9億円と黒字を確保できると予想し、累積損失の一掃を見込んでいる。
同日会見した松尾泰一社長は「口座数が伸びたことで利便性が高まっている」などと語り、業績拡大に自信をみせた。