リコー社長に近藤史朗氏

リコーは30日、近藤史朗専務(57)が4月1日付で社長に昇格すると発表した。桜井正光社長(65)が4月に経済同友会の代表幹事に就任するのにともなう人事で、桜井社長は代表権のある会長に就く。

 近藤専務は一貫して技術畑を歩み、主力の複写機などを担当。今月決定した米IBMのプリンター事業買収でも中心的な役割を果たし、デジタル商業印刷事業の拡大に取り組んだ。

 東京都中央区の東京証券取引所で会見した近藤専務は「成長し続けなければ生きていけない」とし、桜井社長の成長路線を継承する考えを示した。

 桜井社長は、「技術で先行することが重要。(近藤専務は)技術評価能力のある人材」と近藤専務を後任に選んだ理由を説明。会長と社長の役割分担については「経営は分割しない」とし、支援役に徹する考えを強調した。

 桜井社長は1996年に就任。他社に先駆けて複写機の多機能化やカラー化を進めるなどで業績を拡大。リコーの売上高は今年度、初めて2兆円を突破する見通しだ。

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【プロフィル】近藤史朗

 こんどう・しろう 新潟大工卒。73年リコー入社。プリンタ事業部長、00年執行役員画像システム事業本部長、03年常務などを経て05年6月から取締役専務執行役員。57歳。新潟県出身。

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