三菱UFJとの提携に前向き 松井証券社長、早期に判断

ネット証券大手の松井証券の松井道夫社長は26日、2006年4~12月期の連結決算発表の席上、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が松井証券に出資する資本・業務提携交渉を進めていることを明らかにした。

 松井社長は「何も決まっていない」とした上で「資本を受けるかどうかは、プラスマイナスを含めて判断する。互いにメリットがあり、松井証券の価値を高めるなら大いに実施すべきだ」と前向きの姿勢を示した。

 提携時期については「1年、2年後ではない」と早い時期に判断を下す考えを示すとともに、出資手法については「既存株主の株式が希薄化するようなことはしない」と新株を発行せず、約55%に達する松井の創業者一族の保有株式を譲渡することを示唆した。

 資本提携した場合、三菱UFJFG傘下のネット証券、カブドットコム証券との協業については「(両社を)統合して効率をよくするというのはあまりにも短絡的」と合併に否定的な認識を示したが、「(合併に)耳を貸さないわけではない」と付け加えた。