りそな銀、外為取引を集約 東西2拠点に 営業強化狙う

りそな銀行は、全国の支店にあった外国為替取引業務を東西2拠点に集約した。東京、大阪にそれぞれ「外為サポートオフィス」を設置し、顧客応対や関係書類の処理などを引き受ける態勢を構築し、外為担当の従業員を25%削減してコスト削減を実現。さらに「外為のプロ」を集約したことで、きめ細かな対応が可能になり、営業力の強化につなげるのが狙いだ。

 外為取引業務はこれまで、約250に上る全国の店舗で取り扱ってきた。2005年に東西にサポートオフィスを設け段階的に業務を移管してきたが、すでに2拠点への移管が完了した。

 集約の結果、外為担当者は240人から180人に削減。また、かつては240人すべてが正社員という態勢から、東西180人のうち約4割が契約社員、パートが占める構成に変更した。

 異種通貨を交換する外為取引は、送金、決済業務など顧客のニーズが複雑・多岐にわたり、業務を取り扱う担当者の経験、ノウハウによって受けられるサービスに差異が出ることが指摘されている。

 支店では外為担当者が他の業務を兼任するケースが多く、積極的に外為取引を営業する機会が少なかった。

 りそな銀は東西2拠点に集約したのを機に、事務効率化とともに積極的な営業に着手。従業員の多能化を進め、浮いた人員を顧客訪問に充てるなどサービス向上に取り組み始めた。

 同行はオペレーション改革を差別化戦略の一つに据え、さまざまな改革を進めており、サポートオフィスへの事務処理集約は今回の「外為」のほか、「融資」「業務」ですでに完了。「ローン」についても3月末までに集約する計画だ。

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