生体科学研、自社製品で収益確保-今秋にもセラミックス注射針投入
生体科学研究所(千葉県白井市、重松昭世社長)は、自社開発した医療・治験関連製品の販売に乗り出した。国内製薬会社の実験を請け負う受託事業が中心だったが受注が減少。事業を多角化して収益の落ち込みをカバーする。細胞分裂周期を測定する研究試薬に続き、今秋には皮膚を痛めないセラミックス製の注射針を投入する。07年の売上高は06年と同額の2億円と安定収益を見込む。
生体科学研究所はこれまで動態実験や体内代謝物分析などの受託検査に特化していた。だが、外資系企業の参入などにより競争が激化。これに伴い受託事業の収益がピーク時の5割にまで減少した。受託実験のノウハウを医療機関向けの製品開発事業に展開することにした。
第1弾として、日本アイソトープ協会(東京都文京区)を通し、がんなどの進行具合が分かる細胞分裂周期測定試薬「チミジンクイック」を1月に発売した。