NTNは、名古屋工業大学大学院と共同で、脳神経外科の血管カテーテル手術時の極細ワイヤ操作をサポートする「脳動脈瘤(りゅう)治療用センシングシステム」を開発した。2010年に発売する方針だ。
くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の手術は、カテーテルに挿入した極細ワイヤを操作して行う。しかし、外科医は微力で極細ワイヤを送り出す必要があり、熟練が求められていた。
今回のシステムは「Yコネクター一体型センサー」と表示装置の「制御ボックス」で構成。センサー内に極細ワイヤを通すことで、ワイヤを操作する外科医の指先の微少な力を測定・表示し、手術の安全性を高めることができるという。
カテーテルや極細ワイヤは、従来品をそのまま使用できる。また、衛生面を考え、Yコネクター一体型センサーは使い捨てにした。