日本興亜損保、「第三分野」保険販売中止へ 子会社に移管を検討
日本興亜損害保険が、医療保険など第三分野保険の新規販売中止を検討していることが、7日分かった。大量の保険金不払いが見つかっている第三分野商品の販売については、損保最大手の東京海上日動火災保険も4月から中止する予定で、日本興亜損保がこれに続けば、各社で同様の動きが広がる可能性もある。
日本興亜損保は、主に契約期間が長期の終身医療保険の新規販売を停止し、子会社の日本興亜生命保険への移管を検討している。保障内容が生命保険に近い長期の第三分野商品を生保会社で扱うことで、契約管理体制を強化するのが狙いとみられる。
第三分野保険をめぐっては、損保大手6社で計4365件(12億2000万円)の不払いが判明しており、その原因として生保会社と比べて、支払いの際の医療情報の処理が未熟という指摘が出ている。このため、東京海上日動は、長期契約の第三分野商品の新規募集をとりやめ、長期保険についてはグループの東京海上日動あんしん生命保険に集約することを決めている。