ミレアHD、変額年金再保険で合弁 米モルガンと設立へ

東京海上日動火災保険などを傘下に持つミレアホールディングスは12日、米金融大手のJPモルガン・チェースと合弁で、再保険事業を行う子会社を設立する、と発表した。今月下旬に設立予定で、生命保険会社が販売する変額年金保険の再保険業務を専門とする。国内の大手保険会社が変額年金専門の再保険子会社を設立するのは初めてとしている。

 新会社は「トキオマリンブルーベルリー」。資本金は当初100億円程度を予定し、出資比率はミレアが90・1%、JPモルガンが投資子会社を通じて9・9%。本社はイギリス領のマン島に置く。

 変額年金は、ファンドの運用成績によって将来受け取れる年金額が変動する投資性の強い商品。売れ筋は、運用成績が悪化して契約者が支払った保険料(元本)を下回った場合でも損失を補填(ほてん)する保証が付いている。

 このため、生保会社は運用環境が悪化した際のリスクを転嫁するために再保険をかけるケースが多いが、再保険会社が引き受けないケースもある。ミレアでは安定した再保険体制を構築するために専門子会社の立ち上げを決めた。

 新会社は当初、ミレア傘下で変額年金を取り扱う東京海上日動フィナンシャル生命保険の再保険のみを扱うが、将来的にはグループ外の再保険も引き受ける計画としている。

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