みずほコーポレート銀行(CB)は26日、資産規模でメキシコ第5位のバノルテ銀行と包括提携することで合意したと発表した。相互の法人基盤や業務ノウハウを活用し、送金ビジネスやプロジェクトファイナンス、リースなど広範な分野で連携する。邦銀がメキシコの大手銀行と包括提携するのは初めて。
メキシコは1億人の人口を抱え、原油など有力資源が豊富。1994年に北米自由貿易協定(NAFTA)が発効され、安価な労働力を生かして自動車の北米向け生産拠点として地位を強めている。日本とは2005年に関税・非関税障壁の除去などを含む経済連携協定(EPA)が発効している。
バノルテ銀はメキシコ国内で994の支店、3149の現金自動預払機(ATM)を持つ。グループ内に保険会社やリース会社を抱える金融コングロマリットのバノルテフィナンシャルグループの中核会社に位置付けられる。
みずほCBはバノルテ銀の支店網を活用してメキシコから国外への送金などを手掛け、現地に進出した日系企業の業務を支援する。