日本IBMは24日、北城恪太郎会長(63)が4月30日付で会長職を退き、最高顧問に就任する人事を発表した。
北城氏は同社の内規で役員定年とされる60歳を超えていたが、経済同友会代表幹事を務めていた経緯もあり、会長職にとどまっていた。同日、同友会の代表幹事を退いたことで、会長職も退任することとなった。これにより、同社の代表権を持つのは大歳卓麻社長1人となり、会長職は空席となる。
北城氏は慶應義塾大を卒業後、1967年に日本IBMに入社。以来一貫して同社で勤務し、専務、副社長などを経て93年に社長に就任。99年に会長に就任した。
顧客満足度重視の経営戦略を当時の米IBM会長に見込まれ、日本人として初めて米IBMのアジア太平洋地域の統括責任者に就任。2003年まで務めた。