三谷建設(広島県福山市、三谷哲也社長)は、日工、広島大学と共同でコンクリート再利用システムを開発した。ICチップを使ってコンクリートの素性や工事日などの詳細データを管理することで、廃コンクリートの路盤材以外の再利用につなげる。国土交通省の芦田川(広島県)の護岸工事で試験採用し、実用化のめどがついたことから技術供与に踏み切る。生コン1立方メートル当たり数十円で運用できる見込みという。
開発したシステムは市販のICチップとパソコンで構成する。一般ソフトを改良した。生コン業者が納入する前にセメント材料の産地や吸水量、配合情報のほか、工事の日時や発注者、建設業者名などをデータとしてICチップに登録。これを実際のコンクリート打設現場でプラスチック製ケースに入れ、取り付ける。