ニッセイ同和損害保険は2日、自動車保険の特約を中心とする保険金支払い漏れに関する調査結果を金融庁に提出し、内容を発表した。支払い漏れの総数は2万1792件、総額44億8460万円となり、9月末に公表した調査から7199件、35億5300億円増加した。
新たに判明した支払い漏れは、自動車事故で加入者や搭乗者がけがや死亡した際に保険金を支払う「搭乗者傷害保険」など。同社では、「1件あたりの保険金額が多かったことから支払い漏れ金額が大幅に増加した」と説明している。
ニッセイ同和損保の立山一郎社長は同日の会見で、「2006年度中にすべての調査を完了させるために徹底的に調査を実施した。完全ではないが、今後大量の支払い漏れが明らかになることはない」と述べた。
今回の調査は、昨年11月の金融庁の命令によって進めていた。すでに東京海上日動火災保険が、追加の支払い漏れ2万4594件、約24億円を明らかにしている。