WSJ-メディミューンが身売り検討、投資家の圧力で

米メディミューン(Nasdaq:MEDI)は12日、身売りの可能性を検討していると発表した。大きなプレミアムがついた価格で同社を大手製薬会社に売却できると主張する大株主の圧力に屈した形だ。

これを受け、メディミューン株は大きく上昇した。12日終値は前日比5.79ドル(15.30%)高の43.63ドル。一時は43.77ドルまで買われた。

メディミューンは、小児呼吸器系ウイルスの予防薬「シナジス」や経鼻投与型インフルエンザワクチン「フルミスト」を製造している。

独立を維持したい意向をつい先月まで表明していたメディミューンの取締役会は、身売りを検討するとの今回の決定は、「複数の製薬大手が関心を示したこと」や、一部の投資家の間での「同社の短期的な株価パフォーマンスに対する不満」の結果とした。同社は2006年、失望される利益見通しを発表したことで、4カ月間で株価が30%以上下落した。

マトリックス・アセット・アドバイザーズのデビッド・カッツ最高投資責任者(CIO)は、メディミューンの明らかな路線変更について「当社は歓喜しており、われわれの考える市場の反応もどんぴしゃりだ」と述べた。マトリックスはメディミューンに不満を持つ投資家の1社。

著名投資家カール・アイカーン氏と同氏の投資会社アイカーン・マネジメントが2月、メディミューン株を277万5206株取得したと明らかにしたことから、メディミューンの身売り観測が高まっていた。アイカーン氏からはコメントは得られなかった。

メディミューンは戦略的選択肢について評価を行うため、ゴールドマン・サックスとデューイ・バランタインと契約したことを明らかにした。

イクシコ(デレック・ヒル)が医薬品開発の臨床試験用画像サービスで日本に進出

株式投資ニュース

損害保険ジャパンが損保ジャパン人材開発を設立

Track Back URL: