大和ハウス、蟻塚構造で室温調整できるシステムの受注体制を整備

大和ハウス工業は数年内をめどに、地下のダクトに外気を通して室内の温度調整を行う「ありづかオフィスシステム」の受注体制を整える。現在、自社工場を使って温度データを収集しており、その結果をベースに、他社に提供可能なシステムに改良する。今後はシステム採用の障害となる導入・運用コストの低減などに取り組み、環境問題に対する関心が高い企業の工場への供給を目指す。

 同システムは蟻塚(ありづか)に似た構造を持つ。地中に埋めた約45メートルのダクトに外気を通過させ、温度を調整する仕組み。現在、東北工場(宮城県大崎市)のほか「石橋信夫記念館」(奈良市)に導入している。東北工場で得た9月時の測定データでは、外気温度29度Cに対し、ダクト出口で24度Cに低温化した。冬場のデータは明らかにしていないが、外気温の上昇により暖房コスト低減が見込めるという。

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