光和精鉱、飛灰リサイクル施設完成-年3万トン処理

光和精鉱(北九州市戸畑区、小寺八郎社長)が、新日鉄八幡製鉄所内で建設していた飛灰(ひばい)リサイクル施設が完成、稼働した。一般・産業廃棄物の溶融飛灰を年間3万トン処理する。持ち込まれた飛灰に含まれる亜鉛や銅、鉛などの重金属類を90%以上リサイクルできるという。投資額は約10億円。

 施設は金属回収・水処理の前工程設備。塩化カルシウムなどの塩類を除去した後、抽出液は無害化して海域に放流。残さは酸で金属類を溶かして回収する。

 隣接地には亜鉛や銅を揮発させて製鉄用原料にする後工程施設が稼働しており、双方を組み合わせた処理システム「北九州モデル」として受注活動を展開する。

 飛灰は全国から受け入れるが「輸送コストがかかるため、現実には九州・山口地域が当面の対象となる」(同社)としている。

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