アステラス薬、抗生物質「テラバンシン」を欧州医薬品庁へ承認申請
アステラス製薬は、米テラバンスから開発・販売権を取得した抗生物質「テラバンシン(一般名)」を、欧州子会社のアステラスファーマヨーロッパが「複雑性皮膚・軟部組織感染症」を目標適応症として欧州医薬品審査庁(EMEA)へ承認申請した。
テラバンシンは脂質化グリコペプチド系抗生物質。同化合物は細菌の細胞壁合成を阻害し、細胞膜透過性の増大作用を併せ持ち、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を含むグラム陽性菌による感染症治療の新しい選択肢として期待されている。
米国では07年2月に「グラム陽性菌に起因する複雑性皮膚・軟部組織感染症」を目標適応症として、米国食品医薬品局(FDA)に承認申請が受理されている。
また現在は欧米を中心に院内肺炎を対象とした第三相臨床試験を実施している。