りそなと資本提携 第一生命が優先株引き受け

りそなホールディングスと第一生命保険が、資本・業務提携に向けて最終調整していることが17日までに明らかになった。

 りそなが発行する優先株(議決権がない代わりに配当が高い株式)の一部を第一生命が引き受け、12月にも全面解禁される銀行窓口での保険商品販売で両社が全面的に協力する。

 りそなは3000億円規模の優先株を発行し、調達資金を公的資金の返済の一部に充てる。このうち、第一生命の引受額を1000億円前後とすることで調整を進めている。7月中にも合意したい考えだ。公的資金の早期完済や保険窓販による手数料収入の拡大を目指すりそなと、販路を広げたい第一生命の思惑が一致した格好だ。

 りそなは今年3月末で公的資金借り入れが約2兆円残っている。今月には3500億円の優先株を発行し、利益剰余金を積み増すなどして返済を進めており、「2、3年後には公的資金完済のめどがついた」(りそな幹部)としている。ただ、ライバルのメガバンクは昨年に相次ぎ公的資金を完済している。りそなは第一生命との資本提携で返済を少しでも早めたい考えだ。

 また、医療保険など「第3分野」の保険販売が全面解禁されることをにらみ、専門知識のある販売員を育成するためには人材交流などで第一生命との提携が不可欠と判断したようだ。

 一方、第一生命にとっても、首都圏や大阪など大都市圏に強みを持つ、りそなグループの店舗網で自社の保険を優先的に販売し、顧客を一気に拡大できるなど、提携の利点は大きい。

明治安田生命保険(松尾憲治)が顧客満足度やCSRに関する研修会

株式投資ニュース

生命保険協会の斎藤勝利が会見、保険金不払い問題の保険商品の銀行窓販全面解禁への影響について

Track Back URL: