全国信用金庫大会 8年ぶり首相出席 中小企業活性化へ役割重要

全国信用金庫協会は21日、東京・大手町の経団連会館で全国信用金庫大会を開いた。大会には安倍晋三首相が現職の首相としては8年ぶりに出席。「中小企業の活性化がなくては日本の成長もない。地域金融機関の役割は重要」とあいつさつし、中小企業を取引先とする信用金庫への期待を示した。

 また、同協会の大前孝治会長は、「巨大な郵貯が中小企業貸し出しなどの分野に進出することは地域の金融システムを不安定化させる」と述べ、郵貯の規模縮小の必要性を強調。金利政策について「中小企業にとって金利上昇による経営コストの増加は軽視できない」と注文を付けた。

 これに対して、日銀から招かれた武藤敏郎副総裁は「地域経済の状況を含めきめ細かく金融経済情勢を点検していく」と話した。

 今年の大会には、首相のほか、山本有二金融担当相、甘利明経済産業相もそろって出席。地域経済や中小企業の活性化を重視する安倍政権の姿勢をアピールした。

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