ダスキンは、介護保険制度を使わないシニアケアサービス「ホームインステッド事業」を強化する。24時間体制で高齢者の要望に対応するサービスで、今年度中に同事業を展開するフランチャイズ店を122店から2割増に150店にする方針だ。
同事業は介護保険制度を使わないため、サービス料金は全額利用者負担になる。しかし、制度の枠にとらわれないため、24時間体制で幅広く、きめ細かなサービスが提供できるのが特徴。
具体的には、家事の手伝いや外出時の付き添い、夜間の見守りや庭の草取り、話し相手など、サービスは多岐にわたるという。
ダスキンは現在122カ所でフランチャイズ方式で同事業を展開しており、今年3月末現在の利用者は約2700人。2006年度の売上高は13億9800万円で、「本格的な高齢化社会を迎え、さらにニーズは増える」(山村輝治取締役)と判断。店舗拡大で事業強化に踏み切ることにした。
同サービスを提供するシニアケアスタッフの平均年齢は65歳。介護を受ける高齢者が、同世代のスタッフを指名するケースが多いためで、「定年を迎えた団塊世代をスタッフとして積極採用し、人生経験を生かしたサービスを充実する」(同)としている。
同サービスは2000年2月に、米シニアケア事業者「ホームインステッド シニアケア」(ネブラスカ州)と提携してスタートした。