四国加工、心持ち柱を有効活用する建築用木材を開発

四国加工(愛媛県新居浜市、鎌倉友一社長)は、年輪の形が崩れていない心(しん)持ち柱を有効活用する建築用木材「ヨロイ・カブト円空柱」と製造法を、住宅の柱用として開発した。従来の積層材(エンジニアリングウッド)に代わるもので、年輪の真ん中に円の空洞をつくって柱の空気の流れを良くし、割れやゆがみを解消した。住宅メーカーに採用を働きかける。

 積層材に比べ、丈夫で張り合わせる手間が省けるなどの特徴がある。製造法は、背割り柱を約1カ月自然乾燥させ、含水率が30―35%程度まで落ちたところで、底面が半円になる埋木の形状にカット。埋木を背割り柱と継ぎ目を合わせると円になるように加工する。背割り柱にプレスで押し込み、環境に優しいでんぷんのりで接着する。