経営再建中の日本航空は24日、次課長級社員を対象にした特別早期退職者の募集を開始すると発表した。対象者は今年3月末時点で49歳以上かつ勤続15年以上の次課長級社員で、約1000人という。募集期間は9月10日から10月10日。退職日は11月30日となる。
同社は今年度中に地上職員700人の特別早期退職者を募集する方針で、すでに6月30日付で部長級社員250人が退職した。今回の応募が450人に達しなければ、条件を変えて再び募集することになる。
また、2008年度から3年間で600人を削減する予定の客室乗務員についても、今年度中の募集に向け検討に入っている。
同社は2月に発表した経営再建計画「再生中期プラン」で09年度までの3年間で、特別早期退職者の募集や業務の効率化などにより、グループ全体で4300人を削減する方針を示している。今年度はボーナスや退職給付金の見直しなどにより500億円の人件費削減を計画しており、早期退職者の募集もその一環。6月の部長級社員の退職では約20億円の削減効果があった。
一方、安全運航や技術伝承の観点から、整備、運航職社員は対象外としている。