三井物産は9日、米国三井物産と共同で、ブラジルの穀物業者「マルチグレイン」に出資すると発表した。スイスにある同社の持ち株会社の発行済み株式25%を、米CHSとPMGトレーディング(ブラジル)から取得することで合意した。
マルチグレインは大豆の集荷・輸出が主力事業。農地拡大の余地が大きく、高品質の大豆を収穫できるブラジル北東部中心に、同国内17カ所に倉庫・集荷拠点を保有している。 三井物産では、価格が高騰し、需給がひっ迫している大豆の安定確保を狙う。日本や中国などアジア向けの穀物供給基地とする考え。想定での年間売上高は1000億円程度。