500万円からラップ口座 大和証券 投信で運用、来月発売

大和証券は、顧客から投資対象の選定や売買の一任を受け、投資信託で資金を運用する「ファンドラップ」口座を10月9日から始める。最低の購入金額は、幅広い顧客が利用できるようにするため、500万円に設定した。通常のラップ口座の最低金額は1000万円が主流で、業界最低水準となる。

 通常のラップ口座は、個別銘柄などを組み入れているが、ファンドラップは運用対象を投信に限定する。複数の投信を組み合わせ、リスクの分散を図る。

 専用口座を開設する際に顧客との間で、期待する利回りなどの運用方針を決めた上で、運用を大和に委託する投資一任契約を結ぶ。

 ファンドラップに組み入れる投信は大和ファンド・コンサルティングが行う調査や助言に基づき決める。契約金額は500万円以上1万円単位。契約期間は1年ごとに自動更新する仕組み。運用成績はインターネット上の専用サイトでも確認できる。

 ラップ口座は富裕層をターゲットにしてきたが、団塊の世代の大量退職が始まるなか、新規顧客を開拓するため、相対的にリスクの低い投信を運用対象とすると同時に、最低購入金額も大幅に引き下げた。30日に全面施行される金融商品取引法で、支店などの営業職員にも一任契約が必要なラップ口座の販売が解禁されることもあり、商品ラインアップを充実することにした。

 大和は個別銘柄などで運用する富裕層向けの「ダイワSMA」(最低金額5000万円以上)を提供しており、資産残高は6月末で2487億円(6月末)とラップ口座と、業界トップに立っている。

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