プルデンシャル生命 現役営業マンを執行役員に 登用制度第1号に平石氏

外資系のプルデンシャル生命保険は、現役の営業マンを執行役員に登用する制度を導入した。同社の販売の主力を担う男性を中心とした「ライフプランナー(LP)」から優秀な人材を抜擢(ばってき)し、執行役員として引き続き営業に当たる。現役の営業マンが執行役員を兼務しながら販売の最前線を飛び回るという生保業界でも初の試みで、営業現場の声やアイデアを経営に反映させることを狙っている。

 制度の適用第一号として、広島支社の平石雅史エグゼクティブ・ライフプランナー(49)が今月1日付で執行役員に就いた。登用には、保有契約件数1000件以上の条件をクリアした「エグゼクティブ・ライフプランナー」を15年以上続けるなど厳しい基準を設けた。LPは9月末現在で約3000人在籍しているが、エグゼクティブ・ライフプランナーは113人しかいない。

 第一号の平石氏は、食品流通の松下鈴木(現伊藤忠食品)を経て、1988年にプルデンシャル生命に入社。初代エグゼクティブLPとして認定を受け、9月末の保有契約件数は1500件を超えている。

 LP出身の執行役員の任期は原則1年で、最長3年まで延長できる。平石氏が退任した後も継続的に条件に該当する現役LPを執行役員に登用するとしている。

 同社は、LPによる死亡保障型の販売を柱としているが、12月末に予定されている銀行窓販の全面解禁で死亡保障型も販売できるようになるため、営業環境の悪化が予想されている。また、保険金の不払い問題で消費者の生保不信も続いており、営業現場の問題点や解決方法を経営会議などで直接、提言することを期待している。

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